お風呂をリフォームしたり、家を新築したりするとき、どのメーカーの浴室にしたらいいのか迷いますよね。
今回は、有名なメーカーのひとつであるリクシルのリデアについて取り上げます。
リクシルリデアのメリット・デメリットは何か、壁パネルの人気デザイン、口コミや評判について解説します。
リクシルのリデアはデメリットが多い!?
リクシルのリデアを検討していると、「デメリット」という言葉に引っかかるかもしれません。
「いいなと思っていたのに…」「高いお金をかけて後悔したくない…」など、ネットの情報に頭を悩ませることもあるでしょう。
でも、すべての人にとって文句なしの商品は存在しません。
リクシルのリデアも、誰かにとってはデメリットが多くても、他の誰かにとっては大満足なこともあります。
リクシルのリデアは高評価の声も多く、デメリットが多いとは言い切れません。
大切なのは、メリットもデメリットもふまえて、リクシルのリデアが自宅の浴室に適しているのか判断することです。
リクシル・リデアのメリット、デメリット
ここからは、リクシル・リデアのメリット、デメリットを見ていきましょう。
メリット、デメリットは「リクシル・リデアの口コミや評判」でも知ることができますので、ぜひ参考にしてください。
メリット
- 入浴スタイルに合わせた浴室タイプがあり、浴槽やシャワーなどが選べる
- 壁パネルのデザインが豊富で、理想の空間が叶えられる
- メタルシェルフやブラックの水栓・シャワーなど、かっこいいデザインの浴室もつくれる
- サーモバスSやキレイサーモフロアなどで、あたたかく快適な時間を過ごせる
- まる洗いカウンターは取り外し可能なので掃除しやすく、外せば洗い場が広くなるので使い勝手がいい
- パッとくるりんポイ排水口によって、シャワーを使うだけでゴミがまとめられる
デメリット
- 高機能・高デザインなので、価格は高め(施工業者にもよる)
- オプション品をつけると、思った以上に高くなることがある
デメリットは、価格面の内容が多い印象です。
お風呂のリフォームはもともと安くなく、リクシルは大手メーカーなので、どうしても高めになることがあるようです。
リクシルのリデアとは
リクシルのリデアとは、戸建住宅用のシステムバスです。
浴槽にゆったりつかりたい派、さっとシャワーを浴びたい派、場合によって使い分けたい派など、入浴スタイルに合わせた浴室がつくれます。
Bタイプ | 浴槽派におすすめ。 心地よい全身浴が楽しめるミナモ浴槽でゆったりと入浴できる。 洗い場から浴槽までスマートエスコートバーが設置されているので、浴室内での移動も安心。 |
Hタイプ | シャワー派におすすめ。 全身が包み込まれるように温まるボディハグシャワーは、一般的なシャワーよりもしっかりあたたまる。 |
Mタイプ | 使い分けたい派におすすめ。 ミナモ浴槽で心地よく入浴。 フルフォールスライドバーで、オーバーヘッド・立つ・座るなどさまざまな姿勢に合わせたシャワーができる。 |
十分な機能がついて、リーズナブルなCタイプもあり、価格を抑えながら快適な空間を叶えることもできます。
収納やカウンターも自由にアレンジでき、マグネットアイテムも豊富です。
リクシル・リデアとサザナとの比較
ここからは、リクシル・リデアとTOTO・サザナの比較をしてみましょう。
リクシルとTOTO、どちらも有名なメーカーで人気があります。
各メーカーのシステムバスは、似ている部分もありますが、それぞれに特徴やこだわりがあります。
リクシル・リデアの特徴
- 入浴スタイルに合わせた浴室がつくれる
- キレイサーモフロアは独自の断熱層で冷たさを感じにくく、掃除しやすい
- サーモバスSは、ダブルの保温構造であたたかさが続く
- マグネットアイテムが充実、取り外せるので掃除もしやすい
- パッとくるりんポイ排水口で掃除が簡単
TOTO・サザナの特徴
- 浴槽・シャワー・掃除など、すべてにおいて気持ちよさを追求した浴室
- 機能の充実度によって浴室タイプが分かれている
- お掃除ラクラクほっカラリ床は、畳のようなクッション性と水はけの良さ、カビにくさがメリット
- ゆるリラ浴槽は、浴槽断熱材と高断熱風呂ふたで、お湯が長時間冷めにくい
- エコ・ユニバーサルデザインの浴室も実現できる
リクシル・リデアの壁パネルで人気なデザイン
壁パネルは、定番カラーからプレミアムクラスまで、4グレード35種類のカラーバリエーションがあります。
色味や質感など、どの壁パネルにも個性と魅力があり、理想的な空間を演出してくれます。
リクシル・リデアの壁パネルで人気なデザイン上位5位を紹介します。
- 1位 ストーンシェルグレー
-
明るめのグレーが上品で、優しく落ち着いたリラックス空間をつくります。
- 2位 ウォールナット
-
濃すぎないブラウンと穏やかな木目調に、心が安らぎます。
- 3位 マーフィルベージュ
-
上品で優しいベージュで、心もあたたまる入浴ができそうです。
- 4位 モルティオダーク
-
シックで洗練された色合いで、気持ちがシャキッとする浴室をつくれます。
- 5位 チェリー
-
明るめのブラウンで、ナチュラルで上品な空間となります。
リクシル・リデアの口コミや評判
ここからは、リクシル・リデアの口コミや評判を見ていきましょう。
まずは、良い口コミを2つ紹介します。
使い始めてから実感したことは、排水口の進化です。前のものの時代を考えると当然かもしれませんが、こんな小さなところまで進化しているのにびっくりです。取っ手がついているだけでゴミ捨てがしやすい!標準装備だしあまり気にも留めていなかったので、得した気分です。
15年以上使った浴室をリフォーム。素材からして前のものとは全く違う次元で、ハイクラスモデルを購入したわけでもないのにえらく高級感があります。妻からどうしてもという要望があり、壁を全面デザインパネルにしたのも大きいと思いますが。ただ確かに無機質な白い壁とは全く違う雰囲気がある壁パネルで、浴室はくつろぎの場であると感じさせられるようになりました。妻と娘は長時間湯船に浸かることもよくありますが、気分が違うと言って非常に気に入っているようです。
次は、後悔したという口コミを2つ紹介します。
せっかくリフォームをするのだからと思い、憧れの足が伸ばせる大きな浴槽にしたところ、以前よりも光熱費と水道代がかかるようになってしまった。
夫婦2人だけなので、もう一回り小さくてもよかったかもしれない。
冷たいタイル張りのお風呂を知り合いにお願いし、LIXILで改装をした。身障者義母の体を考え、手すりも前後に大きくつけた。
みなも浴槽
広くて曲線的で気持ちいいのだが、介護用品がつかえない
浴槽手すりが挟めないし、浴槽ボードも滑ってのらないし。
今さら遅いけど失敗した気分。以前より大変
今使っている浴室の使い勝手は、リフォームして新しくなったあとでないとわからない部分もあります。
後悔する可能性をできるだけ小さくするために、自分や家族の入浴を客観的に見て、よりフィットした浴室を目指せるといいですね。
リクシルのリデアのデメリットを調べている人がよく思う質問
サザナとリデア どっちがいい?
サザナの浴室タイプは機能の充実度によって、リデアは入浴スタイルによって分かれています。
どちらも価格は80~180万円ほどなので、自分や家族がつくりたい浴室によりフィットしたほうを選ぶといいでしょう。
リクシルのリデアのメリットは?
「自分や家族の好みに合わせた空間がつくれる」「見た目も使い心地も優れた水栓やシャワーがある」「マグネットアイテムが豊富で、たっぷり収納やゆったり入浴を叶えられる」といったメリットがあります。
リクシルのリデアの水垢はどうやって落とすの?
おそうじ浴槽が全タイプにオプションでつけられ、入浴後にフタを閉めてスイッチを押すだけで、排水・お湯での予備洗浄・洗剤での洗浄・すすぎが完了します。
ただし、浴槽の形状・給湯機器・水圧・使用地域など、設置に条件があります。
リデアMの特徴は?
リデアMは、ゆったり入浴もサッとシャワーも、どちらも楽しみたい方向けにつくられています。
広々した浴槽に気持ちよくつかり、フルフォールスライドバーによってシャワーもさまざまな姿勢に合わせて浴びることができます。
まとめ
今回は、リクシルのリデアについて取り上げました。
記事の内容をまとめると、以下の通りです。
- リクシルのリデアのデメリットは価格面が大きい
- 浴槽など実際に使ってみて「合わない」「以前より水道・光熱費がかかる」と感じることもある
- 壁パネルで人気なのは、ナチュラルで上品、落ち着いた空間をつくれて飽きが来ないデザイン
- ミナモ浴槽やパッとくるりんポイ排水口の評判が良い
リクシル・リデアは、入浴スタイルにフィットした快適な浴室に、マグネットアイテムなどで多彩なコーディネートを楽しめます。
「うちにはリデアが合っている」と感じたら、デメリットもふまえた上で、理想のくつろぎ空間を叶えてくださいね。