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実は結構高い…外壁塗装や雨漏り修理の相場をチェック!

はじめて外壁塗装や雨漏りの修理で見積りを依頼したときに、多くの方が感じるのは金額の高さです。

以下は、わたしの親戚が10年ほど前に行った「外装工事の見積書」なのですが、この金額が妥当なのか判断できますか?

外壁塗装リフォーム等見積書3

浴槽の項目はリフォームだから別として、それ以外について見てみると200万円近く掛かっていることが分かります。

「思ったよりも高いな・・・」

そう考えたあなた、その直感は正解です!

実は、外壁塗装などの工事は人件費や塗料などの原価が掛かっている以上は一定の相場がありますが、提示される見積りは業者によって様々です。

この提示される見積りが業者によって異なる理由はいくつかありますが、良くある理由については「想定する利益の額」が挙げられ、相見積もりをすることでいくらか安くすることが可能です。

もし、あなたが外壁塗装などの見積りを見て「高すぎる!」と驚いてしまった場合には、業者間の相見積もりをとってください。

今の時代はネットから出来て無料で使えるのでおすすめします。

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外壁・屋根塗装や雨漏り修理の相場

外壁・屋根塗装や雨漏り修理の相場については、工事に掛かる原価などを知ることでかなり大雑把に把握することが可能です。

以下はこちらで調べたかなり大雑把な相場目安をごらんください。こちらは、主に「積算資料」という見積り計算で利用する本を参考にしています。

外壁塗装・屋根塗装の見積もり計算の根拠と条件
  • 外壁塗装は塗り壁の塗装を想定しているため、サイディングパネルの場合はコーキング打ち換え費用が別途かかる(28万円前後)
  • 足場代は外壁塗装なら35万円、屋根塗装なら40万円である
  • 外壁塗装と屋根塗装を同時に行うことで、35万円分足場代の節約となる
  • 諸経費は工事費全体の15%を上乗せする
  • 最終支出に10%の消費税を上乗せする
  • 高圧洗浄の単価は平米あたり250円で計算する
  • 屋根塗装の際に行う下地処理(ケレン三種)とさび止めは、平米あたり1170円で計算し、屋根面積の1/3を作業面積として計算する
  • 屋根塗装の際に行う下地処理(ケレン二種)と縁切りは、平米あたり870円で計算する
  • 外壁塗装の際に行う軒天と破風板の塗装費用は一律8万円として計算する

また、外壁塗装に使われる塗料単価と耐用年数、屋根塗装に使われる塗料単価と耐用年数については次のようになっています。

外壁塗装に使われる塗料単価と耐用年数の表

種類耐用年数単価目安(平米)
アクリル6年から8年1500円
ウレタン8年から10年2500円
シリコン10年から15年2800円
ラジカル12年から15年3000円
フッ素15年から20年3500円
遮熱15年から20年3800円
光触媒15年から20年4000円
無機20年から25年4500円

アクリル塗料は安いのですが耐用年数が少ないこともあって、現在ではほとんど使われていません。

ウレタン塗料についても同様に現在ではあまり使われなくなり、これは上位のシリコン塗料の価格が手ごろになってきたことが理由です。

しかしながらウレタン塗料は、塗膜に弾性があることや昔ながらの業者がまだ利用しているケースもあります。

シリコン塗料は現在の外壁塗装・屋根塗装で最も使われている塗料でバリエーションも多いのですが、シリコン含有率が少なくてもシリコン塗料とすることができることもあり、塗料によって性能が違うことには注意が必要です。

ラジカル塗料はピュアアクリル塗料ともいい、日本ペイントのパーフェクトトップという塗料が有名ですが、一般の方にとってはシリコン塗料よりも耐用年数が高くて、コスパが良い塗料である程度の認識で大丈夫です。

フッ素塗料は東京スカイツリーなどで使われていて、元々はビルなどの構造物で利用されることが一般的でしたが、最近は住宅用の外壁や屋根の塗料として利用されるケースも増えてきました。

ただし、遮熱や光触媒などの付加機能がある塗料のほうが明確な機能があることに加えて、耐用年数も変わらないこともあり、フッ素塗料が使われるシーンは外壁と屋根で耐用年数を合わせるために利用するという状況に限定されてきている印象です。

最後に無機塗料は耐用年数が長い塗料であり、塗料価格も高いのですが外壁塗装や屋根塗装の施工費用を耐用年数で割った、1年あたりの負担額で見ると安くなるコスパ重視の塗料と言えます。

いずれにおいても外壁塗装は屋根塗装と同時に行うことで足場費用や共通の人件費が節約できることもあり、工事時期を合わせることが賢い家の保守計画ですので、その兼ね合いで利用する塗料を選ぶことも忘れないようにしてください。

屋根塗装に使われる塗料単価と耐用年数の表

種類耐用年数単価目安(平米)
アクリル3年から5年1500円
ウレタン5年から7年2300円
シリコン7年から10年2500円
ラジカル8年から12年2800円
フッ素10年から15年3000円
遮熱10年から15年3100円
無機12年から15年3500円

屋根塗装に使われる塗料については、外壁塗装と比べると耐用年数と単価に若干の違いがあります。

屋根のほうが外壁よりも消耗が激しいために、全体として耐用年数が短くなっています。

塗料の価格について、外壁に使う塗料よりも屋根に使う塗料のほうが少しだけ安くなっています。

先ほども言ったように、外壁塗装や屋根塗装は同時に行うほうが工事価格としては有利であるために、できる限り外壁と屋根の塗料について、耐用年数を合わせるようにするのが賢い方法ですので、このような点については専門家である業者に対して相談するようにしてください。

なお、耐用年数について詳しく知りたい場合は次のページで詳しく確認できるので、合わせて確認してください。

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以上が、外壁塗装や屋根塗装の費用相場について見積もりを行う上での話でした。

次にお話しするのは、残念ながら外壁塗装や屋根塗装の業者は悪徳業者などが少なくない点です。

なぜ外壁塗装や屋根塗装で悪徳業者が多いのか

外壁塗装や屋根塗装に限らず悪徳業者はどの業界にもいますが、外壁塗装などにおいてはその傾向が大きく、家を持っている多くの方が不安に思っていることは次の3つです。

外壁塗装や屋根塗装で不安なことベスト3
  1. 必要以上に高い費用を払わされるのではないか・・・
  2. 手抜き工事で家を台無しにしてしまうのではないか・・・
  3. 悪徳業者にだまされてしまうのではないか・・・

外壁塗装やリフォームを業者に依頼する場合、費用は100万円を超えることは珍しくありませんから、上のような不安は特に心配ですよね。

また、家の修理業者には悪徳業者も多いのは事実で、国民生活センターには外壁塗装やリフォームなどで1日平均17件以上の苦情が寄せられています。

国民生活センター:リフォーム工事の相談件数
参照:国民生活センターのホームページ

このことは、家の修理工事について「500万円以上の工事費用でないならば建築業法に規定される免許が必要ない」ということも、技術が未熟な業者が参入することによって工事の質を下げる理由の一つです。

ただ、確かに悪徳業者は存在していますが安心してほしいのはそれは一部であり、ほとんどの業者は外壁塗装やリフォームの工事を責任と自信をもって施工します。(そうでなければ日本のあちらこちらで家の不具合が起きているはずです)

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家の修理工事が契約である以上は、あなたが業者を決める権利も責任もありますから、良い業者の選び方を知っておく必要がありますが、こちらでは悪徳業者を避けて優良な業者に工事依頼できる方法をお伝えするとともに、工事費用についてもあわせてお伝えしていきます。

外壁塗装・屋根塗装の業者選びは見積もりを見ること!

屋根中塗り・上塗り中

良い業者なのか悪い業者なのかは妥当な見積もりをするかどうかという点が重要です。

ただし、この見積もりで判断するというのは素人の方にとって簡単ではありません。

というのは、どうしても費用の点では業者間で差が出やすく、さらに費用を安くすれば良いのかといえばそんなこともありません。

見積もり金額の良し悪し判断が難しい理由

外装工事見積表3

これは下請け・孫請けなどの構造的な状況を除けば、どの業者も使う材料や人の数が同じとするならば、安い費用で工事を請け負うためには、それなりに削らないといけない部分が出てくるからです。

言い方を変えるならば費用を安くしたいから、ある程度の手抜きなどが必要になり、「どうしても費用を安くしたいから多少質が悪くてもよい!」と望んでいないならば、あなたは手抜き工事と業者を非難することになるかもしれません。

しかしながら、費用を安くしてほしいという要望に応えた業者としては、文句を言われてもどうすることもできないというわけです。

とはいえ、外壁塗装や屋根塗装は100万円の工事費用となることも多いのでできれば安いほうが良い、と考えるのは当然ですのでその点は次のページでお話ししています。

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つまりは、工事の費用が安くても高くてもよいとは言えず、またあなたの目的によっては費用の高低は変わってくるので、あなたはある程度の相場を知っておく必要があるでしょう。

業者が出す見積書が分かりづらい原因

外壁塗装リフォーム等見積書3

あなたが業者が出す見積もりを見たときに、分かるようで分からない原因は次の3つです。

  • 「一式」などと項目がまとめられていること
  • 項目が専門的過ぎてわかりづらいこと
  • 妥当な相場を知らないこと

家の修理支出で損をしたくない場合は、上の3つをすべて知る必要がありますが、こちらのサイトでは今すぐ簡単にわかるように説明しますので安心してください。

「一式」とあるなら中身を聞くこと

一式の表記が多い外壁塗装見積書

外壁塗装やリフォームの見積書を見ると、「一式」とまとめられてしまっている場合も少なくありませんが、こうした場合には相場と比較するのが困難になりますので、あなたはもちろん業者も面倒ではあるのですが、詳細に確認しなければその費用が高いのか安いのかは当然分かりません。

例えば外壁塗装で使う塗料の場合には、倍近く費用が変わってくることがあり、その理由は塗料の種類が大きく影響しています。

これを一式とまとめられてしまうことで、あなたが見積もり額から適正な相場なのかを判断することが難しくなります。

したがって、一式とまとめられた見積書が必ずしも悪いわけではありませんが、お互いにとって面倒であっても必ず詳細を確認するようにするか、見積もり段階で詳細に作ってもらうことを希望しましょう。

専門的な項目をある程度知る方法

外壁塗装やリフォームの見積もりについては、確かに一般の方にとって専門性が高く、例えば「ケレン作業」と言われてもよくわからないことが多いです。

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ただし、このような良くわからないというのは業者の思惑通りに事が運びやすく、悪徳業者でなくても利益を少しでも出したいのが普通ですので、利幅を多くとろうと考えても商売でしている以上は悪いことではないですよね。

あなたとしては不当に高い費用を払いたくないということであれば、専門的な項目がわからないということであれば、こちらのサイトで最低限必要な知識は数十分で身に付きますので、あなたに必要なページを簡単に流し読みしていってほしいと思います。

多少難しい表現などもあるとは思いますが、理解することを避ければ高い費用を払うことについて同意しているようなものですから、あなたは自分で自分のことを守るようにしてくださいね。

妥当な相場は「積算」からわかる

相場が妥当なのかは業者にとっても重要なことで「どのぐらいの人件費や材料費をかけるから施主にいくらの見積もりを出そうか?」という考えは、当然業者側にもあるわけです。

では業者はどのように相場を計算しているのでしょうか?

実はページの最初で外壁塗装や屋根塗装について費用相場の価格シミュレーションを見たように、平米単価や平方メートル単価などがあらかじめ相場をして決まっているので、それに材料などによって異なる掛け算をして最後に調整しているだけなのです。

ということは、あなたもこの積算の考え方を使えば相場の目安を知ることができますよね?

そういったこともあって、当サイトでは外壁塗装と屋根塗装について、費用相場の価格シミュレーションができるようにしました。

そもそも相場があって無いようなものということ自体がおかしいわけで、ある程度の相場を知るうえでは有効です。

外壁塗装の相場はいくらが妥当なのか

外壁塗装業者1

最近は相見積もりをする方が増えていることもあって、A業者では150万円、B業者では100万円、C業者では80万円と、業者によって見積の開きがあることに驚くようです。

「外壁塗装の相場があってないようなものだ」とは言われますが、実際にはかかる費用を逆算すればそれほど難しいものではありません。

外壁塗装の費用内訳については後にお話ししますが、一番大きな費用の項目は人件費です。

また費用内訳で一番なくしたいのは仲介手数料です。

「外壁塗装で仲介手数料?」と思われるかもしれませんが、実際には子請け・孫請けの業者など別に珍しいことではありません。

そしてここからが重要なのですが、上の例ではC業者が80万円で安いので、それを理由に業者を決めるようなことはやめてください!

【注意】費用は安ければよいわけではない!

先ほども言いましたが外壁塗装の相場は費用から逆算すればだいたいの相場というものは見えてきます。

つまりは仲介業者が多く入っているという例を除くならば、基本的には人件費がかかって塗料・足場の費用が掛かるというわけです。

さらにここの人件費については人の数と作業量、作業時間によって変わってくるのですが、この作業時間というのはとても重要な要素です。

外壁塗装は3度塗りを基本としていますが、人件費を減らすためにこの複数塗りを省略するようが業者がいます。

また材料に関しても塗料は薄めて利用するのですが、基準よりも多く希釈することで、材料費を削るということも考えられます。

希釈率を多くすることで粘度が低下することもあって、塗り作業も早く楽になりますから、人件費の面でも削ることができるわけです。

ここまで見てわかるように、安いというのはそれなりの理由があるというわけです。

もちろん、不当に高い金額を払うことは避けなければいけませんが、作業工程などについては業界のことがわからない一般の人であっても、多少理解しなければ見積りが良いのか悪いのかわからないので、業者の判断が難しくなります。

そのため、こちらでは簡単に業者の良し悪しがわかるように説明しますので、引き続きその点を確認していきましょう。

業者の選び方

ここまでただ費用が安いだけの業者を安易に選ぶのはやめましょうと言いましたが、大切なのは工事の内容です。

重要な点を箇条書きしますので、まずは全体像を把握してください。

  • 汚れ落とし(ケレン)作業は数日かけて行われるか
  • 塗料の種類は耐用年数や効果を反映されたものか
  • 塗り作業は3度塗りをしているか
  • 施主(あなた)の意向を見積りで反映する業者か
  • 地域で評判が良く実績があるか

他にも経営状態は安定しているかだったり、人当りは良いかなんていうのもありますが、実際にそこまで調べるのはなかなか難しく、また人当りが良いことが良い作業をする基準にするのはナンセンスです。

上の箇条書きは作業工程表を見て判断できるものも多いために、見積もり段階でどのぐらいの作業になるのかを大雑把に聞いてみるのが良いでしょう。

なお、外壁塗装の日数については2週間前後が一般的です。

最近は外壁塗装もデザイン的な面で評価されることも多く、さらには塗料の効能もインターネットで見る時代になりましたから、その点について業者に相談できるというのは大切な点です。

最後に良い業者というのは実績が伴うものですから、過去の実績などについて聞いてみて、可能ならばその施工した家の人に聞いてみるのが確実です。

外壁塗装に関しては問題が生じ始めるのは3年から5年経過してからですので、3年から5年前に施工した近所の家に聞いてみるようにしましょう。

なお、厳密には個人情報の兼ね合いがありますから業者としてもそれを理由に拒否される可能性はありますが、外壁塗装の場合には良い業者は何十年も付き合いがありますので、業者側から過去に施工した家の人に了承を得ることはそれほど難しくないことと考えています。

必ずしも過去の施主と話しができるとは言えませんが、それができるというのは良い業者の証といえるのかもしれません。

悪徳業者の特徴

どの業界にもいわゆる悪徳業者がいますが、外壁塗装の場合には相場が見えづらいこともあってその割合も低くはありません。

2018年現在で、消費者の苦情発生は1日に15件と言われていて、工事費用も安くないことを考えると、この件数は異常であると言えます。

ただし、厳しい言い方ではありますが業者を選んだ人の責任も当然あります。

世間知らずな若者ならまだしも、家を持つのは一般に判断能力がある大人ですから、その大人が自分が決めて契約をしたことに、いくばかりかの責任はありますよね。

ここで決定した責任について考えるというよりも、その安易な決断は実際にお金と時間、失敗した工事などで払っていますので、それ以上に追及するつもりはありませんが、やはりそうならないように気を付けなければいけないのは言うまでもありません。

さて、悪徳業者を選んでしまった責任は結局施主が負うことなるということですが、できる限り悪徳業者に当たらないための方法を3つにまとめました。

  • 極端に安い見積もりを出す業者
  • 過去実績が不明瞭な業者
  • 今なら安くできると期間限定で成約を迫る業者

他にも身なりなどあげてもよいのですが、前にもいったように姿で判断するのはナンセンスで、頭の良い悪徳業者ならば身なりを整えてきますので、そういった安易な基準は騙される原因になります。

重要なのは適切な外壁塗装工事をするのかどうかや、相場が納得できないほど高くないか、という点で見ることです。

その点を考えると極端に見積もりが安い場合には手抜き工事を疑う必要があります。

手抜き工事をする業者が悪徳業者かどうかといえば個人の差によりますが、多くの人は作業を適切にしたいはずです。

というのも、安い予算でほどほどによって欲しいという人にとってはこのような業者はむしろ優良業者であるからです。

ただし、後に話す耐用年数を考えるとしっかりと工事してくれたほうがトータルコストでは安くなりますので、ここでは10年以上工事しなくてよい外壁塗装をすることを前提で考えています。

そのため、手抜き工事をする業者は厳密には悪徳業者ではないとしても、こちらでは悪徳業者としています。

また、良い業者というのは地域でそれなりに実績があるわけで、地域密着型の業務なのに地域で評判が悪かったり、評判がなかったりするのは考え物です。

長くやっている業者が一番良いとはいえませんが、悪徳業者かどうかを見るためには重要な要素といえるでしょう。

最後にキャンペーンやモニターなどをうたって、割引などを見せてくる業者は気を付けたほうが無難です。

実際にキャンペーンやモニター割引はありますが、良い仕事をする業者ほどそういったことはせずに、作業の質を高めることをしますし、作業の質に見合った利益をとることを考えます。

逆に考えれば、業者としてどこも作業の質は同じだから成約させる理由を作らないといけない!という商業的な思惑があるということは、自ら作業の質について疑っていると考えられなくもありません。

繰り返しますが、良い職人は良い仕事をして、それに見合った利益をとりますから、安いこと・安くできることはそれなりの理由があるということを考えてみてください。

ちなみに悪徳業者は利益率や利益額を重視することが多いので、広告を打たないこともあって、訪問販売が基本です。

クーリングオフが適用できる訪問販売

押し売りの典型例である訪問販売は、人件費以外に広告費用が掛からない手法です。

訪問販売をする人によって成果は違えど、基本的には広告効率の良い物の売り方と言えます。

そして外壁塗装においてもこの訪問販売を積極的に行われていて、外壁塗装を決めるきっかけの7割がこの訪問販売なのですね。

あなたも年に数回以上は外壁塗装の訪問販売を受けていませんか?

先ほど訪問販売をする人によって成果が違うと言いましたが、そういったこともあって押し売りなどに近いやり方をする人も少なくありません。

ただし、外壁塗装の場合には押し売りしても簡単に売れるような単価ではありませんから、逆に引くことをうまく使っているわけです。

この点が先ほどお話ししたキャンペーンやモニターによる割引や値引きということになります。

外壁の状況が悪くなってきたので急いで直さなければいけないという状況があったとしても、明日いきなり崩落するようなことはめったにありませんから、急いで業者を選ぶ必要はありません。

今日契約すれば半額などさすがにできすぎている!と考えて問題ありませんから、他の業者とも比較をするようにしてくださいね。

耐用年数の考え方

外壁塗装の塗料は年々進化していて、今一番人気があるのは光触媒系のものです。

進化するごとに耐用年数は伸びてきていて、一昔前のフッ素では10年から15年、現在の新素材では20年に迫るものも出ています。

とはいえ、そのような塗料は金額が高く、塗料の金額が安い場合には4年から6年という短い耐用年数となってしまうため、このようなトレードオフの関係を見ることができます。

ただ無駄にお金を払いたくない場合には、耐用年数が長い塗料を利用するほうが得策です。

というのも、外壁塗装で一番高い費用は人件費であり、また足場も何度も組むことになりますので、この部分は重複してかかってしまいます。

例を挙げると耐用年数5年の場合と耐用年数10年の場合で、それぞれ50万円の工事費用・80万円の工事費用であった場合には、10年サイクルで考えると耐用年数5年では100万円のトータルコストがかかります。

耐用年数10年ではトータルコストで80万円ですから、その差額分だけ得であり、多くの場合にはこの差額は人件費と足場代ということになります。

ここでは分かりやすい例としてみましたが、実際にはもっと差が開くものと考えています。

さて、耐用年数によってトータルコストが変わってくるということを言いましたが、この点は塗料によって変わってくるものです。

その塗料の種類について簡単に見ていきましょう。

塗料の種類

塗料の主な違いは耐用年数と費用です。

なお、塗料の種類は同じなのに業者で違う相場というのは、塗料の種類だけでなく溶媒が水性や油性、硬化剤の含有済みかどうかという点で変わってきます。

そのため、費用に関しては目安として塗料種類の比較に利用するようにしましょう。

外壁塗装の塗料種類比較表

種類耐用年数単価目安(平米)
アクリル6年から8年1500円
ウレタン8年から10年2500円
シリコン10年から15年2800円
ラジカル12年から15年3000円
フッ素15年から20年3500円
遮熱15年から20年3800円
光触媒15年から20年4000円
無機20年から25年4500円

外壁塗装というのは家の色を変えるというデザイン的な視点もあります。

多少トータルコストで損をしても定期的に塗り替えたいという方にとってはアクリルやウレタンも選択肢の一つです。

ただし、最近人気があるのはガイナなど特殊な効果がある塗料や高耐久塗料が人気であり、家にかかるコストを節約したいという考え方が反映されているものと思われます。

費用の内訳

外壁塗装の費用については家のサイズや業者の想定利益、また仲介している業者の手数料によって変わってくるので一概には言えませんが、ここでは最低限かかるコストについてお話ししますね。

  • 足場:20万円
  • 洗浄:10万円
  • 塗料:30万円から80万円
  • 付帯部:20万円

これらを見て足してみると、外壁塗装の相場は80万円から130万円ということが分かります。

家の古さや業者の想定利益を足したりすると150万円、また高い業者では200万円ということもあり得ます。

とはいえ、別にほとんどの場合に法外な要求ではないといえ、外壁塗装工事の内容と費用が妥当かどうかを業者間見積もりで比較することが大切です。

外壁塗装の相見積もり:正しい使い方

外壁塗装リフォーム等見積書3

外壁塗装の費用についてみてきましたが、そろそろ業者間でどの点をみていくのが適切なのか、わかってきたのではないでしょうか。

まずは大切なことなので何度もいえば、何に替えても費用を安くしたいという場合を除けば、安易に見積もりが安い業者を選ぶことはやめましょう。

耐用年数などの点や手抜き工事の可能性も考えられますので、作業工程表などを見て適切な工事に対する費用かを見るべきで、あわせてあなたの意向などを反映されているのかを確認してください。

これらを比較するために相見積もりをとる必要があります。

というのも、外壁塗装の専門家でない限りはただもらう見積書を見ても、その金額が妥当かどうかわからないからです。

家の状態や大きさはそれぞれ違いますから、一概に外壁塗装の相場はこちらです!と言えないことも理由の一つです。

なお、絶対にやってはいけないことは相見積もりで値切る行為です。

値切ってはいけない理由

家についてそれぞれ個性があるという話はしましたが、工事にかかる費用や工数、材料や人件費など、実際に見なければわからないのですが、この見積もりは通常無料で行われます。

ただし、手間としてはあなたの家まで行って実際にどのような状況かを確認したうえで見積もりを算出していますが、業者間で安さを競っているわけではないのです。

当然安いに越したことはありませんが、家のメンテナンスについては安ければ品質なんて気にしないという方はいないはずです。

例えるならば、手術などで自分の体を預ける医者を費用で比較して値引きするようなもので、医者に対して失礼であることは普通に考えればわかることです。

外壁塗装についても家の医者のようなものですから、外壁塗装の業者に対して、比較値切りをするようなことは絶対にやらないようにしてくださいね!

外壁塗装の業者をプロに選んでもらう

ここまで見てきたように外壁塗装の業者を選ぶことは簡単ではありません。

良く言う口コミで選ぶというのも手ですが、近所の家の工事をした業者が必ずしもあなたにとって良い業者とは限りません。

一時の費用を重視しているのか、トータルコストを重視しているのか、デザインを重視しているのかは、人それぞれ違うからです。

そのため、外壁塗装業者の評判や口コミを参考にしながらも、結局はあなたの目的と工事内容に合わせた費用で業者を決めるのが一番なのです。

とはいえ、なかなか決めるのが難しいという方は外壁塗装の業者選びをプロに任せましょう!

これはあなたがどのような外壁塗装をしたいのか、電話で相談することができて、しかもその条件に合う業者を数社候補を出してくれます。

最大の特徴は普通専門家に聞けば相談料がかかるわけですが、完全に無料で使うことができます。

もしあなたが外壁塗装の業者選びで失敗したくないと考えるならば、今すぐ相談をして良くわからないことなど解決してみてください。

相見積もりは適正な業者か見極める上で必ず行う

外壁塗装業者1

最後に重要なことなので言葉を間違えないように見てください。

良い業者かを見極めるには相見積もりが必要ですが、これは費用が安い業者を探すためではありません。

例えば車を売る場合などの見積もりは、車を高く買う業者が一番良いわけですが、外壁塗装やリフォームの場合には少し状況が変わってくるのです。

途中で話をしたようにあなたの目的が工事の質は低くてもよいので費用を極力安くしてほしい場合ならば、このような費用を比較したうえで業者を決めるとよいでしょう。

しかしながら、多くの家主は払った金額に合う外壁塗装やリフォームを希望するはずで、今後家に住んで利用していく以上はこのような考え方が普通です。

また悪徳業者は別として、健全な外壁塗装やリフォームの業者は「良い仕事をして適正な利益を得る」と考える真面目な業者が多いのも特徴で、相見積もりで工事費用を下げるような交渉をする場合には、工事依頼を拒否される可能性すらあります。

「この時代にとんでもない殿様商売だ!」と考える方もいるかもしれませんが、自分の技術や仕事に自信や責任を持っている業者ほど、自分の仕事を安売りしないというわけです。

もちろん、「費用を安くするような方とは取引しません!」と断られるよりも、工事日程の都合が悪いから辞退するなど、思っている以上におとなしく良い業者がいなくなってしまう可能性があるのです。

屋根に高圧洗浄をする業者

したがって、良い業者に合うまでに相見積もりは必要ということは、他のサービスとは同じなのですが、物が残ってそれを使っていくという点から考えると、少しでも費用を安くするために業者間で費用を比較交渉するようなことはやめたほうが無難です。

こういったことも含めて業者選びの専門家もいますので、もしあなたが業者選びで失敗したくないということや、単純に業者選びをするのが面倒ということであれば、家の修繕予算に対応した信頼できる業者について聞いてみてください。

あっ、言い忘れていましたが専門家への費用は外壁塗装や屋根塗装を施工する業者が負担しますので、あなたがお金を負担せずに専門家が使えます。

また、近年利用者が増え始めていて2018年初めで470万人もの人が使っていますから安心して使えますね!

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