お風呂のリフォームを考えている人の中には、「リクシルのお風呂にして後悔しないかな?」と不安に思う方もいるでしょう。
特に「TOTOとどっちがいいの?」「リクシルのデメリットは?」といった疑問を持つ方も多いはず。
この記事では、リクシルのお風呂の特徴やデメリット、実際の評判をまとめました。
さらに、後悔しないための選び方も解説しますので、ぜひ最後まで読んでくださいね!
リクシルのお風呂で後悔しないために!TOTOとの違いは?
お風呂リフォームを考えている人にとって、「TOTOとLIXIL、どちらを選ぶべきか?」という悩みはつきものです。
どちらも国内トップクラスのユニットバスメーカーであり、それぞれの強みがあります。
そこで今回は、「床」「浴槽」「お手入れのしやすさ」「デザイン」「空間設計」「省エネ性」といったポイントから、TOTOとLIXILのお風呂の違いを詳しく比較していきます!
1. 床のこだわり:柔らかさ vs 断熱性
メーカー | 特徴 |
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TOTO | ほっカラリ床:畳のようなクッション性で膝をついても痛くない。乾きやすく滑りにくい構造。 |
LIXIL | キレイサーモフロア:クッション性はないが、冷たさを感じにくい断熱仕様。汚れが落ちやすい加工も。 |
TOTOの「ほっカラリ床」
- 内部にクッション層があり、柔らかく膝をついても痛くない。
- 水が乾きやすく、滑りにくい構造で安全性が高い。
- ただし、長期間使うとへこみができることも。
LIXILの「キレイサーモフロア」
- 断熱性が高く、冬でもヒヤッとしにくい。
- すべりにくい加工が施されているが、TOTOのほっカラリ床ほどクッション性はない。
- 明るい色を選ぶと汚れが目立ちやすいというデメリットも。
柔らかさ&安全性を重視するならTOTO、冬の冷たさを避けたいならLIXILがおすすめ!
2. 浴槽のこだわり:快適な形状 vs 豊富な選択肢
メーカー | 特徴 |
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TOTO | ゆるリラ浴槽&魔法びん浴槽:人間工学に基づいた形状で体を支える。保温性も高い。 |
LIXIL | サーモバスS&多彩な浴槽形状:体を包み込むような形状。肩湯や腰湯などの機能を搭載可能。 |
TOTOの浴槽の特徴
- 「ゆるリラ浴槽」は人間工学に基づき、長時間入っても疲れにくい形状。
- 「魔法びん浴槽」は、お湯の温度低下を4時間で2.5度以内に抑える高い保温性を誇る。
- 「シンラ」シリーズには肩楽湯・腰楽湯といったリラクゼーション機能あり。
LIXILの浴槽の特徴
- 「リデア」「スパージュ」シリーズでは浴槽形状を豊富に選べる。
- 「サーモバスS」(断熱浴槽)が搭載されており、お湯が冷めにくい。
- スパージュには「肩湯」「肩ほぐし湯」「腰ほぐし湯」などの機能があり、贅沢なバスタイムを楽しめる。
シンプルな快適性&保温性を求めるならTOTO、デザインや特別な機能を求めるならLIXILがおすすめ!
3. お手入れのしやすさ:ラクに掃除できるのはどっち?
メーカー | 特徴 |
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TOTO | お掃除ラクラクシリーズが充実(排水口・床・鏡・カウンター)。自動洗浄オプションあり。 |
LIXIL | まる洗いカウンター&マグネット収納で掃除がラク。自動洗浄機能も搭載可能。 |
TOTOのお手入れラクラク機能
- 「お掃除ラクラクほっカラリ床」「お掃除ラクラク排水口」「お掃除ラクラク鏡」など清掃支援機能が豊富。
- 床ワイパー洗浄、おそうじ浴槽などのオプションもあり、自動で掃除してくれる機能が充実!
LIXILのお手入れラクラク機能
- 「まる洗いカウンター」は取り外してまるごと洗えるので、掃除の手間が少ない。
- マグネット収納を活用すれば、床にボトルを置かずにスッキリ。
- ボタン一つで浴槽内を洗浄できるオプションも選択可能。
掃除をラクにしたいなら、TOTOの「お掃除ラクラクシリーズ」がおすすめ!
収納のしやすさやスッキリしたデザインを求めるならLIXILもアリ!
4. デザインと空間設計:シンプル vs カスタマイズ性
メーカー | 特徴 |
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TOTO | シンプルで上質なデザイン。壁や床のカスタマイズも可能。 |
LIXIL | カラー&照明のバリエーションが豊富で、カスタマイズ性が高い。 |
TOTOのデザイン
- シンプルで洗練されたデザインが特徴。
- カラーバリエーションも豊富で、自分好みにアレンジ可能。
- 「シンラ」シリーズでは、上質なデザインと間接照明が魅力。
LIXILのデザイン
- 「スパージュ」は壁面を引き立てる間接照明(ライン照明)が特徴的。
- 調光・調色システムを搭載し、入浴シーンに合わせた空間演出が可能。
- 「リデア」はマグネットアイテムを活用したコーディネートが楽しめる。
シンプルで洗練されたデザインが好きならTOTO、照明やカラーのカスタマイズを楽しみたいならLIXILがおすすめ!
5. 省エネ性能:どちらも優秀!
メーカー | 省エネ機能 |
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TOTO | 魔法びん浴槽・コンフォートウェーブシャワー・LED照明 |
LIXIL | サーモバスS・エコアクアシャワー・LED照明 |
どちらのメーカーも、省エネ機能が充実しています。
「お湯が冷めにくい浴槽」や「節水シャワー」など、どちらも優秀なため、大きな差はありません。
リクシルのお風呂で後悔?マグネットがつかない?
掃除が楽な「浮かせる収納」を叶えてくれるマグネット収納が最近人気を集めています。
リクシルのお風呂の壁は、標準仕様ではマグネットがつかないケースがあります。
「鋼板パネル」ならマグネット対応、「タイル・セラミックパネル」は非対応なので、事前に確認しましょう!
もしもうっかりマグネット非対応を選んでしまったという場合は、以下のように対策することができます。
- マグネットシートを貼る
- 浴室用マグネットシートを壁に貼ることで、後付けでマグネット収納が可能になります。
- 吸盤式や自立式の収納を活用する
- 吸盤式ラックや自立式ラックで収納力をアップできます。
リクシルのお風呂のデメリットとは?
リクシルのお風呂はデザイン性や機能性が高く、人気のあるユニットバスメーカーですが、気になるデメリットもあります。
ここでは、代表的なデメリットを2つ紹介します。
エプロンの定期的な掃除が必要
リクシルのお風呂は、浴槽のエプロン(側面カバー)の内部に汚れが溜まりやすいという特徴があります。
湿気がこもりやすく、カビやヌメリが発生しやすい場所で、放置すると、カビが繁殖して悪臭の原因になるので定期的な掃除が必要です。
月に1回程度エプロンを外して掃除することが推奨されます。
浴室使用後は換気をしっかり行い、カビ防止スプレーを活用すると効果的です。
「エプロン掃除が面倒!」という人は、TOTOの「カバー固定型エプロン」を検討するのもアリ!
床材によっては汚れが目立ちやすくなることも
リクシルの「キレイサーモフロア」は、特殊コーティングにより皮脂汚れや水垢が付きにくい仕様ですが、カラーによっては汚れが目立ちやすいことがあります。
特に、ホワイト系やベージュ系の床は、水垢や皮脂汚れが目立ちやすく、こまめな掃除が欠かせません。
逆に、グレー系やブラウン系の床は汚れが目立ちにくく、掃除の手間を減らせるという特徴があります。
日常的な対策として、毎日シャワーで床を流し、週に1回程度は浴室用洗剤でこすり洗いしてください。
リクシルのお風呂の評判
実際にリクシルのお風呂のリフォームした人の声を調査しました。
とにかくシンプルなお風呂にしたかった。リフォームして鏡や備え付けの棚もなくせたし、壁もきれいな真っ白に生まれ変わったので大変満足しています。やはりシンプルが一番。備え付けの装備がないと物足りない方もいるでしょうが、私は掃除の手間がなくせる方を優先しました。毎日使うので、お手入れが楽なことが最重要だと思います。
生活堂:BWシリーズの口コミ
ひとつのシャワーで3種類のシャワーが楽しめる「エコフルシャワー」を毎日堪能しています。最大48%の節水効果のおかげで、以前ほど水道代を気にすることなくシャワーを楽しめるのは精神衛生上非常にいいですね(笑) 他にも、汚れがたまりにくく掃除がしやすくなった「キレイドア」や、排水口が詰まりにくくなる「くるりんポイ排水口」など、掃除も極力カンタンで済むように工夫がされているのもよかったです。特に排水口は、抜け毛の増える夏場などではずいぶん助けられました。
リフォームのリノコ:リクシルスパージュの口コミ
リクシルのお風呂で後悔しない選び方とは
業者選びを慎重に
リフォームを成功させるためには、信頼できる業者を選ぶことが重要です。
同じ商品でも、施工の質によって仕上がりや使い勝手が大きく変わり、満足度に影響します。
業者選びのポイントとして、実績や口コミは必ず事前に確認してから依頼しましょう。
施工事例が豊富で、アフターフォローがしっかりしている業者を選べば安心です。
また、リフォーム専門の業者だけでなく、リクシルのショールームで相談すると、信頼できる施工店を紹介してもらえることもあります。
注意が必要なのは、訪問営業のリフォーム業者などで強引に契約を迫る会社です。
こういった会社はトラブルに繋がりやすいので、なるべく避けることをおすすめします。
必ず相見積もりをするように
同じリクシルのお風呂でも、業者によって価格や提案内容が異なるため、必ず相見積もりを取りましょう。
最低でも3社以上の見積もりを比較し、費用だけでなく、工事内容や保証についても確認することをおすすめします。
見積もりの際には、本体価格が安くても、施工費が高額になるケースもあるため、「工事費込みの総額」で比較することが重要です。
また、リクシルのショールームで見積もりを依頼すると、最新のキャンペーン情報や割引が適用される場合があります。
価格だけでなく、提案力や対応の丁寧さも業者選びのポイントなので注目しましょう。
戸建て用かマンション用、住宅にあったお風呂を選ぶ
リクシルのお風呂には、戸建て用とマンション用があり、仕様が異なるため、住宅に合ったものを選ばなくてはいけません。
戸建て用のユニットバスは、設置スペースに合わせてサイズや形状の選択肢が広く、断熱性能の高いモデルも選べます。
一方、マンション用は、限られたスペースに対応する設計がされており、防音や防水対策が強化されているのが特徴です。
リフォームの際には、現在の浴室サイズを正確に測定し、適した仕様のユニットバスを選びましょう。
サイズや排水位置が合わないと、追加工事が必要になり、予算オーバーの原因になることもあります。
「リクシル お風呂 後悔」を調べている人がよく思う質問
お風呂はTOTOとLIXILのどちらがいいですか?
TOTOは掃除のしやすさや快適性に優れ、一方LIXILはデザイン性が高く、浴槽や壁のカラーが豊富で選択肢が広いのが特徴です。
掃除のしやすさならTOTO、デザインや価格のバリエーションを重視するならLIXILがおすすめです。
リクシルの人造大理石の浴槽の掃除方法は?
リクシルの人造大理石浴槽は、中性洗剤と柔らかいスポンジで優しく洗うのが基本です。
汚れがひどい場合は、クエン酸水や重曹を使い、こすらず時間をおいて洗い流します。
メラミンスポンジや研磨剤入りの洗剤は傷の原因になるため避けましょう。
キレイサーモフロアとは何ですか?
キレイサーモフロアは、リクシルが採用している浴室床で、冬場でも冷たくなりにくいのが特徴です。
また、水はけが良く、皮脂汚れや水垢が付きにくい特殊コーティングが施されています。
リクシルのリデアの水垢はどうやって落とすの?
リデアの水垢は、クエン酸水をスプレーし、5~10分ほど放置してからスポンジで拭き取ると効果的です。
頑固な水垢には、クエン酸パック(キッチンペーパーにクエン酸水を浸し貼り付ける)を試すと落ちやすくなります。
まとめ
リクシルのお風呂は、デザイン性が高く選択肢が豊富で、価格帯も幅広いのが魅力です。
デザインや価格の選択肢の豊富さを重視する方には、特にLIXILがおすすめです。
一方で、「マグネット収納が使えない」「エプロン掃除が必要」「床の色によって汚れが目立つ」といった点で後悔する人もいます。
自分の優先順位を整理し、自宅にぴったりの機能を持つ商品を選択できれば、後悔することも少なくなります。
こちらの記事を参考に、後悔のないお風呂選びをしてください。