シャッターは基本的に金属でできていますので、錆び始めたらそろそろ何かしないと・・・と考えるわけですが、シャッターぐらいなら自分でも塗装できるかもしれないと考えますね。
正直いえば簡単ではありませんが自分でもできるでしょう。
ただし、その仕上がりについては技量次第でうまくいくかは経験が少ないか全く無い以上は運によるところになります。
ここでシャッター塗装を業者に頼んだ場合と自分でやる場合の価格を比較してみますので参考にしてください。
シャッター塗装価格は高くない
まずシャッターの塗装価格は高くありません。
これは外壁塗装など中規模以上の塗装と比べると次のような要因によります。
- ほとんどの場合に足場が必要ではない
- シャッターの面積は大きくない
- 補修して直すということが少ない(その場合は補修ができないので交換になる)
これらの理由からシャッター塗装の価格は高くなく、足場が必要なくシャッター面積が大きくないことで、DIYでもできる作業と考える方が多いですね。
最後の補修して直すことが少ないというのは、補修が必要なほど腐食している場合にはどうすることもできませんので、シャッターの交換になりますから塗装というケースはありません。
つまりは塗装ということであれば価格は安いですが、交換となればあなたとしては支出は多くなります。
こちらでは塗装について話していきまして、次は業者とDIYで塗装する場合の価格比較をみていきます。
業者に塗装を任せる場合
業者にシャッター塗装を任せる場合の価格は5万円から10万円ほどですが、業者により価格の開きがあります。
その理由は正直言えばシャッターの塗装は工事価格が安いために儲からないので、人件費などをとらなければいけない都合があれば高くなるからです。
そのため、業者に任せる場合には近くの業者に依頼するということはもちろんのこと、あまりにも価格が高い場合には業者に質問するよりも他の業者と比較するほうが望ましいでしょう。
ほとんどの場合にはぼったくりをしたいというわけでもなく、手間賃として適切な価格を請求しているケースも少なくありませんからね。
DIYで塗装をする場合
シャッターぐらいならDIYで塗装することはできますが、その場合には1万円ほどで塗装することも可能です。
しかしながら、仕上がりについてはやはり技術と運によるところが大きく、今はインターネットで情報をみながらやれば出来るのですが、塗装自体が初めてという方が最初からうまくいくと思わないほうが良いです。
塗装というのは下地処理をしっかりしなければならず、下地処理を丁寧に出来るかは経験と劣化状況の判断が必要だからです。
これは個人的な所感ですがDIYでやろうとする方のシャッターは劣化が激しい場合が多く、本来であれば塗装でどうにもならないレベルを超えているのにもかかわらず、交換が嫌だからさらに安く済ませたいという状況が多いです。
当然ですが塗装してもダメな場合には交換するしかありませんから、塗装したところでさびで塗膜が浮いてしまい、結局その後に交換するという状況になるでしょう。
とはいえシャッターの塗装が1万円ほどで済むことを考えると、とりあえずやってみるというのは悪いことではありませんね。
シャッター塗装のおすすめ色
シャッター塗装でおすすめの色はあまり明るい色や濃い色にしすぎないことです。
海外の住宅であれば濃い青なども合うかもしれませんが、日本家屋の場合はあまり相性が良くないでしょう。
無難に白系の色が混じった色を選ぶのが無難であり、どうしても個性を出したい場合を除けばあまり奇抜な色を選ばないほうが後で後悔しません。
シャッター塗装の材料
シャッター塗装の材料については次の5つが主なものになります。
- 刷毛やローラー
- 塗料
- 下地塗り剤
- さび止め
- さび落とし
DIYではスプレーなどで塗るというのも悪くありませんが、シャッターは意外に対候性が必要な場所なのであまり安い塗料を使うのは考え物です。
ホームセンターレベルのものでも良いので、対候性がある金属系のウレタン塗料などを選ぶようにしてください。
このご時世なので知らない作業をするとしても情報はしっかり見るので心配はありませんが、下地処理はとても重要であり塗装前にさびや汚れを落として、下地作りをしっかりしたあとに下地塗り剤で仕上げ塗りの塗料が乗りやすいようにします。
仕上げ塗りに関してはシャッターは可動部分が多いということもあり、塗膜を厚くしすぎると割れる原因になります。
ただし、あまり考えすぎても作業が進みませんし良い塗装にしたいならば業者に頼んでいるはずなので、失敗してもまあしょうがない程度で考えながら、シャッター塗装に挑戦してみてください。
シャッター塗装をうまく業者に任せる方法
最後にシャッター塗装を業者に任せる方法をお伝えします。
業者にシャッターの塗装を依頼すると工事単価が低いので嫌がられたり請けてくれないという状況がありますが、これは手間賃をしっかり請求しなければいけないので、シャッター塗装だけでは業者としても見積もりをしたくないというのが本音でしょう。
誰だってぼったくりの業者なんて言われたくないのは想像できるはずです。
そこでポイントなのが「手間」を一緒にまとめてしまえば良いということで、例えば外壁塗装や屋根の修理にあわせてシャッター塗装も依頼するという方法であれば、業者にシャッター塗装を快く受けてもらえる可能性が高いです。
外壁塗装の場合にはあなたが言わなくても業者側でシャッター塗装について話をしてくれる場合も多いです。
シャッター塗装をほかの塗装工事などと同時に行う場合には、手間賃などは重複してかからないために、2万円から3万円ほどになることも少なくありませんし、場合によってはもっと低い値段で請け負う場合もあります。
なお、シャッターの交換が必要な場合には、塗装業者ではなくリフォーム業者に依頼することになりますので、業者によってできる作業は変わってくることも覚えておいてください。
以上、「シャッターの塗装価格はいくら?業者とDIYで比較」でした。
お役立ていただければ幸いです。